「20代から始める不動産投資」メリットと成功するためのヒントを紹介

終身雇用制度が崩壊し、先行き不透明な時代になりました。将来に備えるために、早くから投資に興味を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。投資のなかでも、不動産投資は比較的若い人におすすめです。そこで今回は、20代で不動産投資を始めるメリットや成功のヒントなどを紹介します。

20代の貯蓄と投資の現状

金融広報中央委員会が実施した調査「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成29年調査結果」によると、20代の年間手取り収入に対する貯蓄割合は、平均19.0%という結果となっています。その貯蓄額の平均は142万円です。この数値には「何らかの金融資産を保有していない」人も含まれており、金融資産をまったく持っていない20代単身者の割合は61.0%です。

また、平成27年に金融庁が野村総研に委託して作成した「若年層を中心とした個人による投資の現状とNISAの利用促進に向けた課題に関する調査」によると、実際に投資をしたことがあると答えたのは、20代男性で21.9%20代女性では8.7%でした。

まったく貯蓄のない人がいる一方で、コツコツと地道に貯蓄をしている人や、積極的に資産運用をしている、もしくは投資に関心を持っている人も一定数いるようです。

20代で不動産投資を行うメリットとは

20代で不動産投資を行うことには、以下のようなメリットがあります。

ローンを組めば自己資金が少ない状態で始められる

不動産投資はローンを利用できる投資です。区分マンション投資であれば、自己資金が少なくても、ローンを組んで始めることができるため、20代向けの投資といえるでしょう。

手間をかけずに投資ができる

不動産管理会社に管理の代行を依頼すれば、日々の手間はかかりません。自主管理に自信がないという方や仕事が忙しいという方でも、管理会社を利用することで、手間をかけずに不動産投資を行うことができるでしょう。

ローンの借入れをする際は年齢が有利になるケースもある

不動産投資においてローンを利用する際には、対象となる物件の耐用年数によって融資期間が決められます。借入の際には、借りる側の年齢も考慮されます。ローン完済時の年齢には上限が設けられているため、高年齢でローンを組むのは難しい場合があります。その点、20代であれば年齢の上限に対して十分な年数があるため、ローンを組む際には有利であるといえるでしょう。

長期にわたって資産形成ができる

不動産投資では、物件の入居者がいれば、長期にわたって家賃収入を得られます。良い不動産管理会社を見つけることができれば、入居者を集められる可能性が高まるでしょう。不動産管理会社については、次の章で説明します。

信頼できる「不動産管理会社」選びが成功のカギ

投資経験の少ない20代の方にとって、さまざまな情報を提供してくれるパートナーを見つけることは重要です。不動産投資の成功のカギは、集客と物件管理に優れた不動産管理会社を選ぶことです。

不動産管理会社を選ぶときには、以下のポイントに注目しましょう。

地域情報に精通しているか

地域によって居住者の属性やニーズ、人気の物件などが異なります。こういった地域情報に精通した不動産管理会社であれば、入居者を集められる可能性が高くなります。地域の特性などについて質問をしてみて、不動産管理会社がどのくらい地域に関する情報を保有しているか確かめることが大切です。

財務面が堅調であるか

不動産管理会社をパートナーとして活用する際には、財務状況を無視することはできません。大切な資産を任せるのに、倒産の恐れがあるようなパートナーでは安心して不動産投資を行うことができません。知名度や派手な広告に惑わされず、不動産管理会社の財務面についても、インターネットなどで徹底して確認しておくと良いでしょう。

集客面で信用できるか

不動産の集客方法は、以前は看板や広告といったものが主体でしたが、現在は不動産検索サイトへの掲載やSNSの活用など、さまざまな施策を行う必要があります。地元に根ざした老舗の不動産管理会社であっても、適切な施策ができておらず、集客に苦戦しているということがあるかもしれません。所有する物件に合わせて、確実に入居者を集められる不動産管理会社を選ぶことが重要です。不動産管理会社が管理する物件の入居率を調べ、複数の不動産管理会社を比較しながら絞り込んでいくようにしましょう。

会社の雰囲気や担当者の対応が良いか

契約を決める前に、不動産管理会社に足を運び、本社や営業所の雰囲気を自身で確認することが理想的です。物件やオーナーごとに担当者がいるか、担当者の対応は悪くないかといった点を把握しておきましょう。すでに不動産管理会社を利用しているオーナーの満足度を調べられれば、生の声として参考にできます。オーナーからの評判が良い不動産管理会社は、空室ができないように対策をしてくれている場合もあるでしょう。また、入居者の家賃徴収のシステムや、トラブルに対する管理体制や対応時間、オーナーへの定期的な報告といったさまざまな仕組みがきちんとできているかどうかも確認するべきです。

社会情勢・ニーズへ敏感であるか

地域の人口の増減、住民層の変化などを良く観察し、ニーズに対応する工夫が見られる不動産管理会社ならば、かなり有望です。例えば、家賃の下落率ばかりを伝えてくるのではなく、その原因を探りオーナーに的確な提案ができる不動産管理会社であれば、長く管理を任せられるでしょう。

まとめ

20代で不動産投資というと、「まだ早すぎるのでは」と考える人がいるかもしれません。しかし、先行き不透明な現代社会では、将来の安定した生活のために、資産形成への着手が早いほど有利です。

長期にわたって資産形成を行う不動産投資は、20代の方にこそメリットがある投資です。不動産投資への理解を深め、信頼できる不動産管理会社を選んで、不動産投資を始めてみましょう。

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